株式会社エルトップ

kersey(カルゼ)
vol.17
「機神社と福源寺」

織物にまつわる神社とお寺

LOISIRの富士吉田にある機神社と福源寺。
古くから織物を生業とする産地なので色々と織物にまつわる神社仏閣があります。

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下吉田天神社の境内には「機神様」があります。御祭神は「天棚機姫大神」。アメノタナバタヒメというのも七夕のお姫様のようで、ロマンチックですね。実際は天岩戸の神隠れの伝説で、隠れた時に献上する衣を織ったと言われる神様が「天棚機姫」のようです。

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全景はこちら。この機神社で「経天緯地」という徳富蘇峰が揮毫した偏額が2016年に確認されたそうです。「経天緯地」という言葉は政治をつかさどるという意味ですが、経糸緯糸を天と地に、織物にぴったりの言葉です。今でも織物業に従事するたくさんの方が暮らすこの地では、機神様と呼ばれ、大切にお祀りされています。

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福源寺の境内には、徐福の鶴塚があります。秦の始皇帝の家来であった徐福は、不老不死の薬を探し持ち帰るように徐福に命じられ、不死の山、富士山にたどり着きましたが、そのような妙薬は無く、国に帰れなくなり、この地に留まり、織物を伝えたと言われています。この地で亡くなり、鶴になって舞い上がり、およそ千年生きた後、この福源寺境内に落ち息を引き取ったと言われています。この織物を教えてくれた恩人を葬ったのが鶴塚です。

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福源寺は1228年に親鸞聖人がこの地を訪れたことがあるという、浄土真宗本願寺派のお寺です。聖徳山福源寺が正式名称ですが、聖徳山という山号は聖徳大使にあやかったものだそうです。

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境内には立派な六角堂も。これは鶴塚と並んで市の重要文化財に指定されているそうです。

富士吉田市のすぐ隣、河口湖町は南都留郡にありますが、
この都留という地名は亡くなってその後も鶴となり、
このあたりの人々を護った徐福の鶴が由来と言われています。

織物にまつわる話があちらこちらに。
さすが、織物の街ですね。

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vol.17 織物にまつわる神社とお寺「機神社と福源寺」

LOISIRの富士吉田にあります。

機神社
住所 山梨県富士吉田市下吉田2-29-37
聖徳山福源寺
住所 山梨県富士吉田市下吉田3-41-18

Writer:Tatsuji Kobayashi 
Photo:Kosuke Tamura

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