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vol.16
「ほうとう不動」

端正こめた伝統のほうとう

LOISIRの富士吉田近くの河口湖にあるほうとう不動河口湖北本店。
自家製麺にたっぷりの野菜を味噌仕立てのスープとともに・・・

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まずは料理が出てくる前に、歴史の中にも洗練を感じるオリジナルの鍋敷。そして富士山の形をしたおしゃれな薬味入れを堪能して下さい。お店のマークにもなっているこの鍋敷の柄。「何の柄だろう?」と会話をはずませるのも楽しい時間です。

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こちらが「ほうとう」。注文してからつくりますので、少々お時間をいただきます。アツアツの鉄鍋に入ったほうとうを、従業員の方が駆け足で運んできてくれます。ほうとうというと、南瓜(かぼちゃ)というイメージが強いと思いますが、こちらのほうとうは富士山麓の山菜とたっぷりの野菜が入り、味噌と素材が絶妙な味を醸し出し、自家製麺を味わい深いものにしています。もちろん南瓜も入っています。

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ほうとう不動さんは、昔からメニューの数が極端に少なく、他の食事はありません。ほうとうの他には、黒糖で炊いたいなり寿司、馬刺し、もつ煮、漬物 これでほぼ全てのメニューとなります。ほうとうに自信があるから出来る品揃えです。

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奥にある、まるで蔵を改装したという造りの客席では、戦国時代、甲斐の国を思い起こされる鎧兜二式と「ほうとう」という文字がかすれて歴史を感じさせる大提灯がお出迎えをしてくれます。

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店内のお土産コーナーにあるお店のトレードマークを鮮やかにあしらったてぬぐい。先ほどの鍋敷、富士山モチーフの薬味入れなども購入できます。

平安貴族も好んで食したといわれる「ほうとう」。
武田信玄公の時代に甲州風にアレンジされて今に至るといわれています。
うまみとコクが凝縮された伝統ある味を守りながら、時代に合わせて変化を遂げている現代の逸品は、
一度食べたら必ずもう一度食べたくなる、まさしく不動のオリジナルレシピです。

本店以外にも河口湖周辺にお店を展開されていますので、
河口湖周辺をドライブすれば、かならず「ほうとう不動」の看板が目に入ります。
名物ほうとうを是非一度ご賞味下さい。

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vol.16 端正こめた伝統のほうとう「ほうとう不動」

LOISIRの富士吉田の隣、富士河口湖町です。

ほうとう不動(河口湖北本店)
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口707
電話 0555-76-7011

Writer:Tatsuji Kobayashi 
Photo:Kosuke Tamura

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